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賃貸アパートの退去
先日、マイホームを購入しました。夏休みを利用して引越しをするのですが、現在住んでいる賃貸アパートを退去するときの原状回復について教えて下さい。全く敷金が返ってこなかったという話を友人から聞きました。何か注意する点がありますか。
ガイドラインを参考に
貸主・借主双方が十分な確認をしないまま入居したためその損耗が入居時からのものなのか分からなくなってしまうケースや、退去時に補修箇所や費用の負担について、双方の立会や十分な確認がなされないケースがあり、後でトラブルになる事例が多くあります。
退去時の貸主との立会の際には、国土交通省の示しているガイドラインを参考にするとよいでしょう。このガイドラインによると、通常使用に伴って生じる程度の損耗や、時間の経過に伴って生じる損耗の復旧については、貸主の費用負担で行い、借主はその費用を負担しないとされています。例えば、日照等による畳やクロスの変色、冷蔵庫やテレビの静電気焼け、壁に貼ったポスターの跡などは貸主負担とされています。一方で、タバコによるフローリングの焼け焦げ、引越し作業等によるクロスの引っかきキズ、結露を放置したことにより拡大したシミやカビなど借主負担によるとされています。
また、一部のクロスの張替えで済むところを部屋全体のクロスの張替え費用が請求されたり、グレードアップに相当する部分の工事費用が請求されたりするケースもあるようですので、借主負担の工事費用として相当の費用かどうかチェックする必要もあるでしょう。
最後に、契約書の中の費用負担の条項について、内容が曖昧なものやあまりにも不合理なもの等、特約の内容によっては認められないものをありますので、契約書をもう一度チェックすることも忘れないようにしましょう。




