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高齢者の虐待と権利擁護

私の家の近所で一人暮らしをしていた老人が、最近息子と同居を始めたのですが、息子は、自分で親の介護をすると言って、それまで来ていた訪問介護を打ち切ってしまいました。ところが、息子は、毎日朝早くからパチンコに出掛け夜遅くに帰って来るため、介護をしている様子もないばかりか、親のお金を使い込んでいるようです。本人が心配なのですが、どうしたら良いでしょうか。

地域包括支援センターと成年後見制度

養護者である息子が、高齢者である親に対して、介護や世話を放棄し、高齢者の身体及び精神状態を悪化させた場合、高齢者虐待に当たる可能性があります。又、本人の同意なく金銭を使用することも経済的虐待といい高齢者虐待の一例となります。

高齢者の権利擁護を図るため「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」が施行され、養護者による高齢者虐待を受けたと思われる高齢者を発見した場合には市町村に通報するよう求めています。

今回の場合には、各地域の相談窓口である地域包括支援センターに相談すると良いでしょう。その内容により、職員が、高齢者を訪問調査、立入調査等を行い、必要であれば、医療機関や警察に通報したり、介護サービスの提供、施設への入所などの措置を講じることもあります。高齢者が自分の財産を管理できないような状態であれば、家庭裁判所に対して成年後見人選任の申立をします。申立人となる親族等がいない場合には、市町村長が申立人となることもでき、社団法人成年後見センター・リーガルサポート(LS)に所属する司法書士などが後見人に選任されることになります。


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